はるです。劇場でのリハを終え、その動画を見て自分の現実に落胆していたら、稽古日記を書き忘れました(船津先生があげるの遅かったという説は却下された)。というわけで2回分の合併号をお届けします。
【11月4日】狭い稽古場で前日リハのダメ出しの後、各所抜き稽古。
特にこの2人のシーンでは、「余計なセリフを入れずに台本通りやって」という、至極真っ当な指導を受けていました。芝居に慣れてくると、役者は相づちやアドリブを入れ始めます。それが良くはたらく場合もあれば、台本が言いたいことを邪魔しちゃう場合も。やりすぎもやらなさすぎもダメ、かつ稽古でやってみないとわからないので、その加減はとても難しいです。
広い稽古場に移ってからは、歩く稽古をしました。なんのこっちゃだと思いますが、とにかくみんなで歩くのです。ベテラン2人の横移動の謎は、劇場で明らかになります。
【11月9日】この日は一日ひろーーーい稽古場でした。場所が有り余っているので、若い2人も遠慮なくのびのび転がっています。
昼間は走る稽古をしました。なんのこっちゃだと思いますが、とにかく俊足のあの人が走るのです。美しすぎるフォームの謎は、劇場で明らかになります。
そして夜は通し稽古。残りは来週の稽古で1回、本番前日に1回、本番当日朝に1回です。わぁお。追いつまってきましたね。
今年私は芝居ではない見せ場がありまして、ひとりで考えるのがつらくて現実逃避してましたが、鏡のある稽古場でやってみて、いよいよ逃げてらんねぇなという覚悟が決まりました…!見せ場の謎は、劇場で明らかになります。11月24日、みなさまお待ちしております!