大道具・小道具制作裏話2022②

その2<スクルージのお墓と炎の帽子>

ひだまりです。

配信イベント観ていただいてますか?楽しそう!やってみたい!と思った方は、ぜひ、勇気をもって第一歩をね!

さて、2022年本公演「スクルージと夢見るクリスマスキャット」の大道具・小道具制作裏話第二弾!

今回は、スクルージのお墓と炎の帽子です。

この二つは実は、結構初めの頃に作ったものでした。

スクルージのお墓は、発泡スチロールでできています。なんといっても「運べる」「ひっくり返しやすい」が重要でした。

ラストシーンで登場する、花に囲まれたスクルージのお墓

お墓と一口に言ってもどんな風にしようかと、考えていた時に、

「お墓の後ろから、スクルージの幽霊?が登場する」という演出をきき、スクルージ役の津田さんに座ってもらって、

その高さを計り、津田さんがしゃがんで隠れる高さと幅が必要・・・・・と考えて、デザインを考えました。

スクルージのお墓のラフデザイン。場転も考慮し、裏側も制作することに。

デザインスケッチを演出に見せてOKをもらって、早速制作開始。

発泡スチロールを、熱っした鉄の棒でカットしていきます。
スクルージのスペルを間違えないように・・・・

<炎の帽子>は、過去の精霊が被っていたものです。

迫力の過去の精霊!暗闇に揺れる炎の帽子

白のシルクハットに高さをつけて、溶けるロウを紙粘土で作りました。

この上に、炎が揺れるようにしたい。

ここで、宇宙の森の「電気班」のはるか&じみぃに、発注!

「炎がゆらゆらするようなやつ」お願いします!

で、できたきたのが↓こちら

光ってます!揺れてます!

さらに!演技プランにあわせて、炎の光を暗転と同時に消す必要がありました。

なので、ふたたび「電気班」が、よきところにスイッチを!

過去の精霊の役者が、お芝居の中で違和感なく炎を消せるようになりました(^^♪

いつもながら、はるか&じみぃの魔法炸裂。

過去の精霊のシーンでは、過去の精霊のとりまきの影たちも、カンテラをもってゆらゆらしています。

そのカンテラも、「電気班」におまかせでした。

そんな過去の精霊登場シーンは、引きの動画でお楽しみください。下のリンクから!

46分28秒あたりからです!

今回はここまで!

次回第三弾は、いよいよ<時計と影絵>をお送りします。

ひだまりでした。

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