皆さまこんにちは♪

本日は 劇団宇宙の森第27回公演『さいごの恐竜』にご来場いただき、誠にありがとうございます。

ご観劇後の貴方!ご帰宅の電車の中ですか?今、何考えてますか?お腹空いたなー夕飯何にしよっかなーとかですか?退屈ですか?

昼公演も夜公演もご覧くださる予定の貴方!夜公演開始まで、まだまだ時間ありますよね?退屈ですよね?

……ですよねー。

……。

今年は記念すべき、劇団創立30周年です。

長く応援してくださった皆さまに、津田雅史と永田由美子から胸熱(自ら言うタイプ笑)のメッセージがございます。退屈しのぎにご高覧下さいませませ。

そのほか

演出比田茉莉の原作への熱い思いや、劇団員たちへのアンケート、小道具・衣装の制作秘話など、盛りだくさんの内容でお届けします。

それでは…


もくじ

1:津田の話と永田の話

2:演出 比田茉莉のつぶやき

3:劇団員へのアンケート

4:小道具・衣装秘話


1:津田の話

劇団宇宙の森が創立30周年を迎えました。
先ず、劇団に携わって頂きました全ての方々、
『ありがとうございます!』

私は劇団の創立メンバーではありません。

創立当初は公演する為にいろいろな場に顔を出して人脈を広げたり、府中市の活動団体として認めてもらう為に相当な苦労があったと聞いています。
諸先輩方、劇団宇宙の森は30歳になり立派に成長しています。
『ありがとうございます!』

劇団は私を生かしてくれました。
感謝したり、仕事したり、マックで台本読んだり、寝る前にYouTube見過ぎて目が悪くなったり、私が今、こうしてこの世界に存在していられるのは劇団おかげだと思っています。
『ありがとうございます!』

私には演劇の師匠がいます。
劇団宇宙の森を作った1人です。
師匠はいつも無茶苦茶で理不尽な事ばかり言う演出家であり、演出家の言う事を聞かずに自由なお芝居をする役者でした。
でも出来上る作品はどれも素晴らしい作品でした。
私は、そんな師匠を見習う事はないと思っていましたが、最近劇団員から師匠の様だと言われる事があります。

素直に
『ありがとうございます!』
とは言えないですね。

そこで調べてみました。

『ありがとう』の反対語は『あたりまえ』なんですね。知りませんでした。
今、私がここにいること、劇団がこうしてここにあることは『あたりまえ』ではないですよと師匠から言われた気がしました。

私は素直にありがとうと言えて
ありがとうと言われる人になりたいな。

最後に、この長い文章にお付き合い頂いたみなさま
『ありがとうございました!』


永田の話


2:演出 比田茉莉のつぶやき

今回、脚本を書き演出をやろうと思った最初のきっかけは、府中の森芸術劇場の改修でした。ふるさとホールが使えないのでいつもと違うバルトホールでやることになり、しかも前日仕込みは夜のみ、いつもの客席数の半分のホールで仕込みの時間は充分にとれませんでした。なので1時間程度の演目で仕込みの簡単なものにしようということになりました。

「大道具もつくれないなぁ、1時間くらいのお話かぁ、そういえば昔読んだあの本、舞台にできないかな。」

そう思い出したのが村山由佳さんの「さいごの恐竜ティラン」でした。

はじめて手にしたのは20年ほど前、当時離婚して一人で子育て中のフリーマーケットでした。息子に読み聞かせたのですが、途中からボロボロ泣き出してしまい、読み聞かせられなくなった思い出の作品でした。

次に「そもそも脚本化して大丈夫?」ということで、2023年5月に出版社にメールし、原作者と出版社の許可をとりました。8月に劇団内の脚本コンペがあり、そこで次年度の作品に選ばれました。

ワークショップやオンライン演劇の短編などの脚本は書いたことがありましたが、本公演は初めてでした。もちろん演出をするのもです。オンラインの脚本セミナーを受講してみたり、「演出」に関する書籍を買って読んでみたり。未知なる世界に一歩踏み入れた感覚でした。

本番までの時間で、もがきにもがき、20年前から私の心の深い深い地層に埋まっていた「さいごの恐竜ティラン」、その上に母として獣医師として降り積もった思いの地層、そこから劇団員のみんなと一緒に掘り起こし、舞台「さいごの恐竜」になりました。なんて贅沢な1年だったことでしょう。2回公演、ダブルキャスト、そしてムチャな配役と演出、それに全力で応えてくれたみんなに心から感謝します。そして、劇場に足を運んでくれたお客様、本当にありがとうございました。


3:劇団員へのアンケート

①今作の見どころ

②宇宙の森の過去作で好きな作品、役

③思い出に残る舞台、映画、ドラマ、漫画、アニメ

④府中のおすすめスポット

⑤こっそり教えちゃう劇団員の秘密(to相手はランダムに決めました)


永田由美子

①複数メンバーが書いていると思うけど、やはり劇団初のダブルキャストかと!このタイミングだからこそ出来た企画かなぁ

②第9回公演「MISS ROBOT LOVES HIM さくら」→さくらは私にとって好きをこえてターニングポイントになった役です

③1962年公開の映画「奇跡の人」14歳の時にパティ・デュークが演じたヘレン・ケラーに衝撃を受けて役者の道を志しました!

④東府中にある「きくよし食堂」ここのもつ煮は絶品!平日ランチがおすすめです!

⑤to鈴木詠美子
フワッとした印象ですが、めっちゃ仕事が早くて助かってます。実は第7回公演に出演していて長い付き合い。今年、親子を演じられて楽しかったです!


津田雅史

①食べる事が生きる事だと思わせてくれる

②作品 おっととの神様
役 花鳥風月の凪くん

③テレビドラマ
FRIED DRAGON FISH

④多摩霊園

⑤to出山としこ
細かな作業が似合わないダイナミックな印象ですが、とてもステキな細部にもこだわりを感じる絵を描きます。


如月悠

①命の連鎖という重いテーマを、とてもほっこりとした雰囲気で包んだ作品になったと思います。演じるにあたって、人間と動物の感覚の違いを、演出・比田茉莉が獣医師ならではの目線でこだわって仕上げています。

②作品:「さくら」
2018年の再演の時に、演出としてこれをやりたいと推して実現させたほど、好きな作品です。でも演出が大変すぎて、2018年の記憶はあまりない(笑)
タイムトラベルものだったり、後でちゃんと伏線回収がある作品が好きですね。
役:「スクルージと夢みるクリスマス・キャット」キャロル
初めて動物を演じたので、所作が研究しがいがあったのと、キャラクター的にとてものびのび演じられて楽しかったです。

③舞台:ミュージカル「オズの魔法使い」「ピーターパン」
子どもの頃に観て、私が舞台を好きになった原点の作品です。
映画:「バックトゥザフューチャー」シリーズ
伏線のはり方が大好きで、何回も観た作品。浮かぶスケボーはいつ発売されるのかなぁ?

④「ふるさと府中歴史館」
府中市の名前の由来を知っていますか?
それは奈良時代に武蔵国の国府が置かれた地であるからなんです。
この歴史館は大國魂神社の一角にあり、武蔵国府やくらやみ祭など、府中市の歴史を学べる施設です。
バルトホールから近く、展示もさくっと回れるので幕間に行ってみては?
劇団員も「マサト~光満つる武蔵国へ~」を演じた際に、みんなでお勉強に行きました!

⑤to幸生
明るくてしっかり者で、いろいろ先回りして動いてくれる幸生。
実は台本を覚える作業がものすごく嫌いらしい。縛られたくないタイプなのかな?(笑)
演出助手としては、きっかけのセリフを正確に言ってくれるか、ドキドキしながら見てます(汗)


出山としこ

①血の繋がりよりも強い愛❤️お互いに必要としているということが如何に大切なことか。

②作品
「輝く月の夜の下」かぐや姫をベースにした作品。生の竹を上から逆さまに吊したり大きな布を垂らしたり。舞台の作り方が好きでした。
「さくら」再演の方。話も好きだし、初めてやった殺陣が楽しかった。又やりたい。
役「さくら」の尾頭鯛子
私の役者人生で1番大きな役でした。やり甲斐も有ったし楽しかった。一生の思い出です。

③舞台 沢山有るけど劇団新感線「星の忍者」「阿修羅城の瞳2000」「髑髏城の七人1997」自分が舞台に立ちたいと思ったきっかけです。
映画 これも有り過ぎるので思い出に絞ると「ヘドウィグ・アンド・アグリーインチ」映画も最高だけど日本でも山本耕史や森山未來が舞台化したのを観に行ってジョンキャメロンミッチェルが来日した時はコンサートも行って出待ちもしたw
漫画 「ガラスの仮面」もうこれ読んでなかったら役者やってないw
アニメ 「聖闘士星矢」昔のやつ。オタク人生の原点。

④郷土の森 昔の建物が有ったりお花も綺麗だしプラネタリウムも有る。お金使わないで遊べます。

⑤to Nori
劇団で1番若いけど芝居の感が良いです。器用な役者さん。子供の頃バレエをやっていたそうで体も柔らかいのでグネグネ気持ち悪い動きが出来る。飼い犬に「瑞鶴」という戦艦の名前を付けるハイセンスの持ち主。


鈴木詠美子

①大きなスクリーンに映される背景。この背景が今回の舞台の世界を完成させているといえるのではないだろうか。

②輝く月の夜の下

③アルジャーノンに花束を

④府中の森公演の大きな芝生広場。府中の犬たちが集まります。宇宙の森映像作品「夢見るMONO達」の撮影場所でもあります。

⑤to野口光太郎
ロジカルに感情先行の演技を貫き独自の進化をとげました。結婚して演技がよくなったとも言われています。


比田茉莉

①原作の世界観と私の中にある命のテーマの融合

②夏の夜、ムサシへ行こう! 多摩子役

③銀河鉄道999

④府中競馬場

※演出からは別途原作への想いを語ってもらっています。是非覗いてみてください。

こちらから


ゆうと

①恐竜!がおー!!!

②作品:夏の夜、ムサシへいこう!
脚本と演出がステキ。役は大変だったけど一番好きな演目!
役:カラマーゾフの待ちわびての煤。
やりたい役だったのでとても思い入れあります。本番セリフ飛んだけどね!

③劇団四季のユタと不思議な仲間たち
めちゃくちゃ泣いた

④ミッテンのフードコート 意外に人が少なくて落ち着く

⑤to神無田よう
かんなは舞台上ではすらっとしててカッコいいけど、本人はお酒好きで気さくな方です。今度飲みいきましょう!


野口光太郎

①魚を取る恐竜

②『鏡のなかの花 水にうかぶ月』

③モダンスイマーズ『悲しみよ、消えないでくれ』

④府中の森芸術劇場

⑤to由かりん
変幻自在の演技力で、どんな役柄にもぴたりとはまる女優ですが、公園に住んでいます!


Nori

①私的には子供ティランの優しさと、あと短いですが私が演じるサラの傲慢だけど憎めない所を見ていただきたいです。

②大体どの役も楽しかったです。思い出深いのは「さくら」です。さくら役になった時に泣くシーンがあったのですが稽古中泣けず、置き換え?方法により泣けるようになり、それ以来泣く役が続いていますが、さくらで感情を引き上げるコツを掴んだので高確率で泣けるようになったので演じられて良かったと思ってます。
次もしまた泣く役が来たら、プロみたいに鼻水や嗚咽も出ず、聞き取りやすく台詞を言いつつ綺麗に泣けるようになりたいものです。

③アニメは「プリンセスチュチュ」が好きです。少女漫画が好きなら楽しめると思います。私はこのアニメを見ると毎回泣きます。お子様も楽しめると思ます。
映画は「セブン」が好きです。高校の時になんとなく見てそのお話と陰鬱とした映像のかっこよさに衝撃を受けました。おもしれぇ…!と。これは高校生以上向けですかね。
あと以前深夜にテレビで「落下の王国」を見て、その映像美に衝撃を受けました。画って大事ですよね〜。途中から見たのでまた見たいんですけど配信してないんです。配信に慣れきってると借りるのが面倒ですね…。

④浅間山です。山があるんだ府中には。ここにしかない希少なムサシノキスゲも咲きます。頂上に登れば小さな神社があり、少し遠くに米軍跡地の有名?な巨大パラボラアンテナも2基見えます。退廃的で雰囲気あるのでアニメとかに使われてたりしますね。近くで見てみたいんですけど立ち入り禁止です…いつか再開発する前に近くで見たいなぁ〜ツアー組んでくれないかな府中市さん。

⑤to如月悠
はるかさんは周りがよく見えていてしっかりしていて、はるかさんが居ないと色々回らないと思います。いや回るけどかなりの時間がかかるだろうなと思います。あえて見逃してるのか?と思う時もあります。軌道修正は大変です。面倒なのに基本ほっぽらないでやるのが凄いなぁと尊敬と感謝をしています。多分劇団員全員思ってる。


由かりん

① 原作の絵本の世界を、どう舞台にするか?

②『スクルージと夢見るクリスマス・キャット』 現在の精霊

③『ナルト疾風伝』

④大国魂神社

⑤toゆうと
脚本家ゆうと君の豊かな世界観は、真っ直ぐに人の心を打ちます!だけど人見知りなので、たぶん人より猫と仲良し(笑)


神無田よう

①華麗に舞台に飛び乗るアラフィフ

②好きな作品「鏡のなかの花 水にうかぶ月」
好きな役「怪物」

③映画「ウエストサイドストーリー」1961年版も2021年版も大好き
映画「グレイテストショーマン」

④四季のあじ「旬楽」
なに食べても美味しい

⑤to津田雅史
まんまティランな強面マッチョ。芝居にストイックで常に何か考え込んでいる。
最近は「天然水きりっと果実オレンジ&マンゴー」がお気に入りらしく稽古場でニヤニヤして飲んでるからちょっと◯モい♡


幸生

①二役それぞれの演じわけがすごいんです。是非2本とも観て比べてみてほしい。
ジョージ/古川だけは、1本観るだけで演じわけを堪能出来てお得!お芝居モンスターゆうとくんだからこそ、なせる技!

②”スクルージと夢見るクリスマス・キャット”でNoriが演じた白猫と”フランケンシュタインの永遠”で如月悠が演じたテレーゼが大好き。もちろん自分が演ったロッテも大好きです。

③演劇集団キャラメルボックスの”嵐になるまで待って”に衝撃を受けて、今がある。
あと、ムーラン・ルージュの平原綾香は凄かった。歌声に色が見える不思議な、感覚。

④ル・シーニュ五階のオープンカフェ”オレンジブーツ” 美味しいヘルシー!

⑤to永田由美子
何かをコツコツと続ける事が出来るのがすごいと思う。30年続けるって才能だよね。飽きっぽい私の憧れ。あと、思った以上に背が高い!


30周年記念として今回出演していないメンバーにも聞いてみました

①今作の見どころ

②宇宙の森の過去作で好きな作品、役

③思い出に残る舞台、映画、ドラマ、漫画、アニメ

④府中のおすすめスポット

入団時と今を比較して、劇団宇宙の森の変わったなぁと思うところは?


多田今日子

①全力で真摯に恐竜と向き合っているところ。恐竜博士君と張り合える

②初めてのオリジナル作品なので 「ゆれてムーンナイト」
愛を墓場までの庭師

③ハリーポッター、パンドラの箱、オセロ、ガラスの動物園、ブラピのリバーサイドスルーイット、ディカプリオのロミオ&ジュリエット、ブラックスワン、ジゼル、くるみ割り人形、古畑任三郎、高校教師…
たくさんあって思い出せません
ひとつを選ぶとしたらバレエのくるみ割り人形

④郷土の森、芸術劇場、美術館

◎文系青年→理系技術系主流、IT化


峰さくら

➀バルトホールでの公演は、初めてですね~
1日に2公演森組、宇宙組とダブルキャストになっていて、息の合ったダンスシーンも見どころの1つです

②第14回公演『唄を忘れた金糸雀は地上の果てに棄てにいこう』
カナリア役

③舞台 レ・ミゼラブル
映画 風と共に去りぬ
ドラマ スチュワーデス物語
漫画 ドラえもん

④郷土の森

◎事前予約優先システムの導入。稽古日程、時間の使い方が、合理的になった。入団時は、最初から最後迄稽古場に居なくてはいけなかった。


荻野真美

①大きな地球からみれば砂粒にも満たない多種多様な生き物たちの生活。そして それぞれ個々の内にちゃんとある真心や思いやり。
いつの時代でも、生きていくことは大変だけれど、誰かを愛おしく思う気持ちは変わらない。地球規模の大きな問題も絡まり、心を打つ素敵な作品です。

②ゆれてムーンナイト
眠れないほど夢をみて
白雪姫7
スクルージと夢見るクリスマスキャット

③舞台:カッコーの巣をこえて(劇団四季)
映画:海の上のピアニスト

④大国魂神社

◎現在休会中ですが、第一回公演から参加させていただいています。入団当時はまだスマホもなかったので、知名度もなく、市の広報等を見て入団してくださった方が多かったです。「一度やってみたかった」みたいな本当に初心者の主婦の方とかおばあちゃまとか、高校生とか、皆で和気あいあい楽しくフワフワゆるっと(笑)日常から離れ、年に1回の大人の文化祭な感じで、それぞれ一生懸命頑張っていましたね。
時代も変わり、ゆるっとしていた頃子供だった人たちが、また市外の人たちも、宇宙の森の扉をどんどん叩いてくれるようになりました。新時代の新しい人たちは何でも出来ちゃうマルチばかり。お芝居もするけれど脚本も書けるし演出だって出来る。大道具なんてプロ並みだし、パソコンを駆使して、音楽もチラシもポスターもヒョイヒョイって作っちゃう。そして舞台をもっといいものにと、演技そのものも高いクオリティを目指す努力を惜しまない。
成長し続ける「宇宙の森」に毎年感動を覚えます。


里山菫

①昼と夜で、配役が違うとこ!

②眠れないほど夢をみて

③映画 パンズラビリンス
残酷で猥雑な幾層もの、大人達のつくりあげている現実、その現実に否が応でも投げ出され、体ごと染み入り潜って濾過されて溢れでたラストの、少女のあまりにピュアな、あまりにシンプルな、「ことば」の真実への美しさへの衝撃

④くらやみ祭り

◎変わったというより、増幅していてさらに良い感じ!
にぎわい、活気、普段着感


舩津健司

①恐竜が暴れ回るところ

②自分が出た作品や演じた役を好きとか嫌いで考えないので、なんとも言えないです

③「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」。初めて観た歌舞伎で、衝撃的でした

④府中に詳しくないので、特にないです

◎組織化されたところ


4:小道具秘話(登場順)

マリアの産んだ卵たち

稽古中、おむすびころりんのごとくあっちこっちに転がる卵たち。最終的に糸で繋がれてました。笑。


ヒカゲノカズラ
しいの実

ジョージが頑張って取ってきたエサたち。子どもたちやマリアへの愛があふれてるので、抱えきれないくらいの量!

しいの実は永田由美子と多田今日子がホントに食べられるように煎って持ってきてくれたのです。やめられないとまらない。※舞台ではダミーですけどね。


赤ちゃんマイアサウラ

ふかふかの赤ちゃんマイアサウラは休憩時間の癒し。抱っこしたりナデナデしたりする劇団員が続出しました。一匹だけ”まつげ”つき美人さんなんです!


ジョージ(骨)

比田茉莉の力作です。置き方の角度により目が合う…。


ティランの卵

こちらも比田茉莉の力作。今作の中では、最も大きくて最も重要な小道具ですね。


ムカシヤンマ(プロトタイプ)

稽古中食べられまくったヤンマ。こちらも比田茉莉の作品。

比田茉莉は、いつ寝てるの?っていうくらい、演出のみならず、小道具制作も衣装制作もどんどんやるのです!なんてタフなの…。

初めて稽古場に登場した時は、ハネとアシのリアルさにざわつきました。本番用はさらにリアルに作ったとか…。ゾワゾワします…。


さかな

活き活きと泳ぐ魚。

ゆうとの”小道具に命を宿す技”が光ります。本役演ってるときより楽しそう?!


花飾り

ティランが母に贈る花。稽古中、草食恐竜マリアは髪に飾る前に食べちゃうことも?!笑。

白バージョンは氷漬けの花。


降り積もる雪。よく見ると❄️柄。


古川の携帯

電源が入らないニセモノのスマホだけど、ちゃんとニュース記事になっています。


スタッフ台本と音出し機材

効果音やBGM、照明をタイミングよく入れるための細かい指示が書かれています。稽古中に修正が入るので、絶対フリクション!


衣装秘話(登場順)

雪の精の綿帽子

クリスマスキャットのララもかぶっていたもの

巻きスカート

全てお見通しのグランドマザー、雪の精。

頭の綿雪感とスカートの優雅なドレープにこだわりました。


マイアサウラズ

全ての個体ごとにデザインを変えました。オスは鋭角、メスは丸みを出すようなデザインにしています。


博物館スタッフユニフォーム

府中の森自然史博物館のロゴ入りポロシャツ。ロゴはチラシデザインもパンフデザインも手がけるお料理番長じみぃ作


ティラン

比田茉莉制作のしっぽと、神無田ようデザインのデコレーション。コラボ作品ですね。


ドネ

最後まで生き残るトガリネズミは、氷河期も生きながらえる為のボア素材。ぽわぽわの綿埃がいつまでも稽古場を汚し続ける…。


魚取る名人 ディノケイルス

カラフルな恐竜。チャラいチンピラ感。サングラスが決め手!演出比田茉莉のイチ推し恐竜なんだってさ。


ヴェロキラプトル

小型肉食獣。仮面があることにより、覚醒。終盤の格闘シーンは全力投球!


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

これからも劇団宇宙の森は40周年、50周年と走り続けてまいります。是非、また劇場でお会いしましょう!

それじゃあ、またね!