間違イニ気ヅイタ ロボットハ
プログラムヲ リセットスル。
間違イニ気ヅイタ 人間ハ・・・
” 心 ”ヲ リセットスレバイイ。

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公演詳細

あらすじ

時は20XX年。
ロボット技術は大きく飛躍していた。細かい作業が可能な指。繊細な感度を持つ目、耳、鼻。自らで独自の判断を下す頭脳。心以外の全てを兼ね備えた限りなく人に近似したロボットが生産されるようになっていた。
しかし、ここ数日の間に多発した事件に町中は騒然となった。マスコミも騒ぎ立てた。
”ロボットの暴走か?” ”ロボットが心を持った?!”
事の重大さに気づいた政府は治安当局とロボット管理局との強化合同体制で本件の徹底解決を命じた。
1人の容疑者を捜し当てた。
そして…その男は…別の時代に生きていた。


上演日時

2004年11月14日(日)
開場13:30 開演14:00


会場

府中の森芸術劇場 ふるさとホール


スタッフ/キャスト

スタッフ

主催:府中市・府中市民芸術文化祭実行委員会
主管:劇団宇宙の森

脚本:九鬼みう
演出:NATU

挿入歌:吉宮真未

舞台:フルスペック
照明:フルスペック
音響:フルスペック
宣伝美術:武藤寛
制作:劇団宇宙の森

☆スペシャルサンクス☆
H.15 国立高校 3300 外装
高柳由紀子
この花ウォーク
塩島信吾
野口敬右
中島弘子
五味田理映子

キャスト

永田由美子 津田雅史 足立和代
いない 吉岡美和子 佐々木清美
塚本奈津希 田口祥子


演出より

「元気になりたい」という気持ちを”さくら”に託しました。

周辺りの景色をたちどころに染めてしまう桜の開花に、いつでも圧倒的なエネルギーを感じるからです。懸命で力強く、美しい。

季節はずれの秋の空に、散りゆく桜を見上げて一言。

「Bye Bye 春にはまた会えるよね。」

大地に生命のエネルギーがあり続けること、遠い未来でも桜が咲き続けることを願っています。

本日はお忙しい中、ご来場誠にありがとうございました。

NATU

作者より

真珠の涙を流したのは御伽噺のお姫様。最後の一行は「そして末永く幸せに暮らしましたとさ」だったっけ。

だけど MR(MISS ROBOT)の流す涙は精製食塩水?涙を拭う指は合成樹脂?胸のときめきは時刻む爆破装置?ココロはPCシグナル?ヨクボウは破滅までのプログラム?

だとしても、ねえMR、寂しがることはないよ。世界にいて、あなたを引き受けているあなたがいれば。あなたがあなたを引き受けたなら、

寂しがりなさい!

誰の家からでも路上に放り出された食卓の、尖った指で砕かないように、ガラスコップをそっと持ち上げ、この夕暮れを閉じ込めよう。そして逃がそうか。調律前の半音下がった声で、歌おう。右脚の溶接部分が剝がれかけてて気になるけど、ひとまず歩こうよ。

最初のフレーズは

♪ Miss Robot Loves Him

九鬼みう

チラシ